専業主婦という立場を初めて経験してみて思ったこと。その①
私は今年に入って人生で初めて“専業主婦”、というものを経験しました。
今日は、今年から新しい生活になって、初めて専業主婦をやってみて思ったこと、
を書いてみたいと思います。
少し前に考えたことなので、今は状況も少し変わっているのですが。
毎日会社へ行って仕事をしているときは、
“専業主婦なんて、毎日有り余る時間の中で何やっているんだろう、自由でいいな~”
なんて思っていました。
私、主婦をなめてました。。。
専業主婦の皆さんごめんなさい。。。
夫婦二人だけで住む家なので、
掃除洗濯についてはそれほど時間もかかりませんが、
やはり食事にいつも悩まされます。
朝・昼・晩+お弁当、毎日毎日一体何を作るのか。
献立を考えることが一苦労。
しかも1日の中で3回、バラバラの時間に取らなければいけないことが、
効率が悪くてしょうがない。
仕事の時でいうと、
“朝イチ”、“昼ど真ん中”、“1日の最後”、に
毎日外せない打ち合わせがある状態です。
“いっそまとめてくれたらいいのに!”と考えてしまいます。
だから自由な時間があるといっても細切れの時間です。
出かけたとしても、
“晩御飯の時間から逆算して〇時までには帰らなければ”
ということを常に考えながらすき間の時間を使うのです。
“でも、毎日やらなくたって、
たまには作り置き勝手に食べてもらったり外食してもらえばいいじゃん”
そう、以前の私なら思っていました。
ただ、主婦には他の家族のように、
自分の予定を優先すべき正当な理由がない、のです。
仕事だから、学校だから、塾だから、
という理由には、そこに反論のしようはありませんが、
主婦が友達とごはん行く、遠出して遊んでくる、
あるいは家族のための買い物をする、ということだって、
どこかに、「家族がいない間の時間で完了できなくてごめんなさい」
という、罪悪感を抱えながら自分の予定を遂行せねばならないのです。
旦那さんの名誉のためにいうと、
私は彼には1度もそんなことで文句を言われたことはありませんが、
私は勝手に気になっちゃうタイプなので、
ご飯のことや色んなこと気にしながら出かけるくらいなら
まぁ出かけなくてもいっか、と面倒になる。
かつ、引っ越し直後は友達・知り合いが一人もいないことも重なり
なんだかしばらく引きこもり気味でした。
細切れの空いた時間をどう使うか。
そりゃワイドショーとか韓流ドラマとか見る気持ちわかる!
と、思いました。
つまり、ちょっとやってみて思ったのは、
私が想像していたほど、主婦は気楽で自由なわけではない。
ということです。
私は専業主婦には向いていないなぁ…と、
引きこもってテレビを見ながら憂鬱な気持ちになっていました。
ただ、もちろん専業主婦が向いている方も世の中には
たくさんいるのだろうということもよくわかりました。
短い自分の時間をどうやりくりするか、それを楽しめる人、
家族のために家事をすること自体が幸せで楽しいと思える人、
そんな方は素晴らしいなぁと思います。
なんせ私は自分勝手で自由すぎるところがあるので、専業主婦は向いてない。
と、何となく気づいていたことを再認識しました。。
しかし!
次回は、
そんな最初の暗い印象だった主婦への考え方が変わったことを書きたいと思います。
最後のおまけ。
初めての土地で昼間ひとりぼっちで少し落ち込んでいた時、
前からやりたくてできなかった、
“お花を飾る”ことができる余裕ができたことは、小さな幸せでした。