本当は全てシンプルなこと。~屋久島旅行記~

久しぶりの投稿です。

最近は書きたいときに書こうと思っています。

 

3泊4日で屋久島へ旅行に行ってきました。

感じたことを残しておきたくなったので今日は書きます。

長文になってしまいましたがご了承を!

 

 

ずっと前から行きたかった屋久島。

私の行きたい場所リストに昔からあった屋久島ですが、

今回福岡に引っ越して近くなったので、とうとう行ってきました。

 

 

期待を裏切らない素晴らしさでした。

楽しすぎて興奮して飛び跳ねる!という感じではなく、

圧倒的なスケールの大きさに、ただただ畏敬の念が湧いてくるような。

 

屋久島は、縄文杉もののけ姫の世界のイメージがあるくらいで、

そこまで詳しくなかったのですが、少し調べると

なかなか本格的なトレッキングになりそうだったので、

今回はガイドさんにお願いしました。

素敵なガイドさんで旅が何倍も充実したものになりました。

 

まずは、写真を載せますね。

少しでも素晴らしさが伝わるといいのですが…!

 

縄文杉コース~

(朝4時に宿を出発、宿へ戻ったのは16時半)

結構ヘビーなコースです。

 

トレッキングはまだ真っ暗な早朝5時半くらいから開始です。

朝日を浴びながら森の中を歩くのは本当に気持ちよかった!深呼吸がやめられない。

 

f:id:yuki-snop:20181104131710j:plain

※この木は植樹されたもので屋久杉ではありません。

屋久杉」とは樹齢1000年以上のものをいいます。

 

 

 

不思議な形の木がたくさんあります。とにかく大きい!

f:id:yuki-snop:20181104132557j:plain

 

 

これはウィルソン株という切り株。

江戸時代に多くの杉が切られたので、こういう切り株もたくさんあります。

でも切られた切り株からまたたくさんの命が生まれているのがよくわかる。

f:id:yuki-snop:20181104132731j:plain

 

 

 

 

これが縄文杉コース最終地点の縄文杉

右側にある大きな木が縄文杉です。

なんと、なんと、樹齢7000年…!!!

左下の人との縮尺で大きさわかるかな?

f:id:yuki-snop:20181104133124j:plain

触ったりすることができないのがちょっと残念。

 

 

 

~白谷雲水峡・太鼓岩コース~

(8時に宿を出て、かえって来たのは16時頃)

縄文杉コースに比べると比較的歩きやすいコースです。

もののけ姫の世界。

 

 

今回のお気に入りの1枚。

苔が本当に美しい。

f:id:yuki-snop:20181104131326j:plain

 

 

緑の世界。

f:id:yuki-snop:20181104133813j:plain

 

 

 

コースの最終地点ではこんなに開けた景色が見られます。

 

f:id:yuki-snop:20181104134351j:plain

 

 

実際に行けば、写真の10倍は素敵です。

本当に多くの人にこの空気を体験してもらいたいな、と思います。

 

 

先にも書きましたが、縄文杉は樹齢7000年。

屋久島でたまたま見た雑誌がヒトの歴史と重ねて書いていて、

それがとっても面白かった。

 

モーセ十戒”ってあるじゃないですか、縄文杉はあれより古いんだと。笑

そんな昔から、ずーーーーーーーっと、今もなお生きている杉ってものすごいな、と。

 

なんか、我々の日々の悩みなんて本当にちっぽけなものだと感じます。

地球から見たら人間の営みも過ぎていくただの出来事なんだろうな。

 

とても古い森だから、中には台風で折れてしまったり、

人間に切られてしまったり、そんな木もたくさんあります。

でも倒れた木からまた新しい木が出てきたり、

光が当たるようになって倒れた木の周りの他の植物が元気に育っていたり。

 

“良い”とか“悪い”とか、そんなことは何もないのだな、と感じました。

どんなことも良いも悪いもない、ただただみんな生きているだけ。

そんなことを思いました。

 

それはとてもシンプルなこと。

 

 

話は変わります。

この数日、

夜は8時とか9時に寝て、

朝は4時とか5時に起きる、という毎日でした。

そして、日中はたくさん歩いて、3食もりもり食べる。

夜はくたくたですぐに眠りについて、

朝も2度寝なんてできない程たっぷり寝てすっきり起きる。

 

トレッキングで若干の筋肉痛以外はすこぶる調子がいい。

肌の調子がとてもいい。

 

また話が少しそれますが、

最近お肌の調子がよくなくて、

化粧水だとかの基礎化粧品を変えようかと色々試していました。

「やっぱり30代になったらもうアンチエイジング用に変えなきゃいけないのね、

これがお肌の曲がり角なのね…」

とか思ってました。

 

でも、本当はそういうことじゃないと、わかりました。

 

(確かにお肌の曲がり角ではあるだろうけど…)

大切なのは、どの化粧品をつかうのか、ではないのです。

 

たくさん寝て、食べて、運動して、

それが1番大切。

 

どんなに高い化粧品つかっても土台がダメなら意味がない。

 

やっぱりシンプルなこと。

 

化粧品に悩む時間やエネルギーやお金があれば

早く寝て、運動したり食べたりするほうに使ったほうがいい。絶対。

 

よく考えれば当たり前のことです。

 

シンプルで当たり前のことだけど、色んな大事なことが

腹の底から理解できた素晴らしい体験でした。

 

 

色んなものが変わり続けている時代だけれど、

シンプルで当たり前なことにいつも立ち戻れば大丈夫。

正解も不正解もなく、ただまっすぐに生きていけばそれでよし!

 

 

 

 

最後におまけ。

ガイドさんがコダマを呼んでくれました♪

f:id:yuki-snop:20181104133943j:plain 

 

屋久島トレッキング、ご興味ある方、

私がお世話になったガイドさんおススメです。

少人数で色んな事に気を配ってくださるので、安心して登れます。

屋久島の自然のこともたくさん教えて頂きました。

luffup-tour.com

 

大人であることを完全に忘れる。

今日は東京の新豊洲でやっている、

teamLab★Planets TOKYOというところへ行きました。

 

teamLabは、

テクノロジー×クリエイティブ、という

この時代っぽいオシャレさがとてもかっこよくて、

その志も素敵で、

もともと好きだったのですが、

やっと初めて今回体験をしました。

 

結論から言うと、

本当に楽しかった!!!!!

びっくりするくらい楽しかった!!!!

 

ここ数年思い出せる範囲でも、

こんな楽しみ方ができたのは一体いつの事だろう??

と思いつかないくらい、心から楽しかったです。

 

子供に戻った、というより、

自分がいい大人であることを完全に忘れた、というほうが

近いかもしれません。

 

細かいことは言わないほうがいいと思うので、

いける人はとにかく行ってください。笑

 

触感や視覚、聴覚が存分に使われます。

まず裸足でずーっと歩きます。

途中色んなところを歩きます。水の中も歩きます。

 

普段裸足で色んな触感のところや

水の中を歩くなんてなかなかないですよね。

それだけで何故か笑いが止まらない。笑

 

前に進みたいのに、身体が思うように動かなくて必死でもがいたり、

無心で水の上のものを追いかけたり、

必死で浮いているボールを上に飛ばしたり、

ただひたすら天井を見上げたり。

 

そして次に何が起こるかわからないワクワク感!

 

もう、それはそれは別世界なので、我を忘れるのです。

そうすると、子供みたいに目の前のことに夢中で必死になります。

みんなそんな感じなので、まわりも何も気になりません。

 

こんなことって、

なかなか現代の都会に住んでいると、感じることができない気がします。

 

感覚を使うこと、時を忘れて何かに夢中になること。

子供の時はきっと夢中でやっていただろうことが、

だんだん出来なくなるものです。

 

そしてそれってものすごく楽しい!

こんな楽しさを忘れていました。

楽しい、ってこういうことかー!と再認識させられたというか。

 

身体も心も全部使って、夢中になることでした。

大切な感覚を、再度植え付けてもらったような気がします。

 

この今日の、“楽しい!”の感覚をベンチマークに、

これからもやりたいことを見つけていけるといいな、と思います。

 

こんな場を作る仕事って最高だなー。

ますますteamLabのファンになりました。

 

夢中で撮ったのにあまり良い写真はたくさん撮れていなくて、

ネタばれも嫌なので1枚だけ。

 

みんな足のひざ下まで水に浸かってます。

f:id:yuki-snop:20180918211315j:plain

 

まだ行っていない方は、 

だまされたと思って、とにかく行ってみてください。笑

生活のリズム。

9月にはいりました。

 

「あ、今日は涼しい!」と思う日があったり、

「え、また夏に逆もどり?」と思う日があったり、

夏と秋が綱引きしている時期なのだと感じます。季節の変わり目ですね。

 

秋に入るのが楽しみです。

 

突然ですが、私は四季の中で秋が1番好きです。

 

旬を迎えるたくさんの食べ物、

秋服の色のトーン、

夕方の虫の音、

背筋が伸びるような急に吹く冷たい風、

 

この1年の豊かさとこれから来る冬や終わりを感じる切なさや寂しさが入り混じる、

なんとも言えない感情がとても好きです。

 

一瞬一瞬を大切に過ごしたいような、

そんな気持ちが強まります。

 

 

前回のブログ、なんか重くなってしまったかな、と

ちょっとあとから見たら直視できないような。。笑

 

少し軽くなった空気に影響されて、今日はもう少し軽やかな気持ちで書きます。笑

 

やりたいことを楽しんだフェーズ1。

一通りのやりたいことを終えると、

「何をやっていいかわからない」フェーズ2に入りました。

この時の状態は、軽い引きこもりです。笑

 

朝起きても行くとこもない。やることもない。

ねばならない、がないと、何にもすることない。

家事はあるけど、別に急ぎでもないし、やらなくても大して問題が起こるわけではない。

 

時間は有り余っているけれど、お金が山ほどあるわけではないから、

買い物三昧、旅行三昧とかもできない。

会いに行く友達がいるわけでもない。

 

そうすると家のソファで横になって、

テレビをごろごろ見るわけです。

うとうとしてみたり、別に楽しいわけでもないワイドショーをぼーっとみたり。

ほんと、ワイドショーって、

どーーーでもいいことをずっとやっているのだな、と逆に感心。

 

気づけば夕方。

時間はたっぷりあったはずなのに、なんにもしてないことに気づき焦る。

「やばい。ごはん作らなきゃ。」

と、バタバタ作る。

せっかく時間はたっぷりあったのに、家事を丁寧にやるでもない。

 

「あー、私何やってるんだろーー」

「私なんのためにここにいるんだろ…」

と落ち込んで1日が終わる。。。

 

暗い!笑

 

ただ、私のケースは、旦那さんの帯同ということで、

これまでの自分のすべてだった場所や繋がりから離れたことが大きいですね。

だから純粋に仕事を辞めて暇になった人がこうかというとそうでもないのかも。

 

でも、旦那さんに帯同して他の土地にいったり、

例えば海外赴任についていったりした奥さんって

こんな気持ちになる人も多いのではないか、と思います。

子供とかいればまた違うのだろうけれど。

 

自分の都合ではない理由で、自分が築いてきた世界から出て、

新しい世界で暮らしだすと、

「あれ、私ここでなんのために何しているのだろう。」

と、程度の差こそあれ、一度はそんな風に感じる人がほとんどなのでは。

 

この経験で、苦しんでいる人、頑張っている人、たくさんいるのだろうな。

と思いを馳せることができました。

 

 

そんな時期を経て、次はフェーズ3です。

 

フェーズ3は「生活のリズムを作る」でしょうか。

 

暗いトンネルから抜け出すことができた理由は、

「恥ずかしがらずに助けを求める」

「動いて、動いて、動きまくる」

2つだったように思います。

 

会う人会う人に、

「私友達いないし、やることなくて困ってます!」

というようなこと言ってみると、

(サプリを買いに行ったお店で)“今度こういう集まりあるけど来てみますか?”とか、

(初めて行った整体の先生に)“僕の嫁紹介しましょうか?”とか、

(フラッと入った料理屋さんで)“料理教室来ませんか?”とか、

言ってくださるのです(涙)

 

そして、自分の興味とか関心とか関係なく

とりあえずなんでも行ってみる。のっかってみる。

そうすると、カレンダーに予定が少しずつ増えていきました。

そしてなんでも行ってみると楽しいものです。

そうやってほんの少しずつではありますが、新しい自分の世界が広がってきたように思います。

 

あと大きかったことは、毎日行く場所を作ること。

コーワーキングスペースの月額会員に登録して、

予定がないときは朝から14時まではそこに行っています。

定額のお金払ってしまっているから行かないと、という強制力が働き、

ちゃんと行けています。

そこへ行けば周りに仕事している人たちがいるので、

その雰囲気に身を置くだけで、少し身が引き締まるのです。

 

そこでやることは料理の献立考えたり、ネットスーパーの注文したり、笑

個人事業主でやっている主人の会計業務やったり。

あとは勉強ですかね。

今は占星術、英語、簿記、など色々勉強しようとしてます。

行けば色々やること出てくるものです。

 

あ、最後にもうひとつ。

福岡から東京へ毎月のように行っています。

興味あることの勉強と遊びと、を理由に。

信頼するメンターの方々に会えることも東京へ行く大きな理由です。

1か月色々トライしてみて、考えていることを報告して、FBをもらう。笑

 

こうやって書いてみると人に助けてもらってばかりですね。

これら色々サポートして好きなようにさせてくれる主人にも感謝です。

 

そんなこんなで生活にリズムが出てきました。

生活のリズム、ってとても大事かもしれません。

生活のメリハリともいえるかもしれません。

 

朝起きてご飯を食べて夜眠る、という動物的なリズムも大切ですし、

社会活動する人間としてのリズムも大事です。

心と体が停滞しないよう、動かし続けることが必要なのだと思います。

 

動きすぎて疲れるのも嫌だし、動かなさ過ぎて止まってしまうのも嫌だ。

両極端を経験したことで、

今は、自分に1番心地よいリズムを見つけにいっているところだと思います。

 

シンプルで当たり前のことがこんなに難しいとは。。。 

 

 

では、皆さんが素敵な夏の終わりを過ごされますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで重くのしかかっていた、“ねばならない”の重しを取り除く。

お盆休みも終わりました。

私は夫婦で3泊4日で九州を車で一周して、とても充実した時間となりました。

福岡を出発して、熊本、鹿児島、宮崎、大分、と駆け足でまわったので、

まだまだ一部しか良さは分かっていないと思いますが、

それでも九州の色々な良さを感じることができ、楽しかったです。

 

ちょうど8月の頭に主人の実家の北海道へ行っていたので、

そのコントラストが激しく、同じ日本の中でも北と南を感じることができて、

日本の多様さを感じました。

鹿児島や宮崎なんかへ行くと南国を感じます。

 

北国の森は、シンとした透明感や神聖な感じを受けるのですが、

南国の森は、もりもり、にょきにょき、ぐんぐん、木が生えていて、

命があちこち噴出しているような、そんなエネルギーを感じました。

意味わからない表現の仕方ですみません(笑)

 

そして火山の存在でしょうか。

どっしりした形のよい山と周りに広がる平野、そんな地形にいくつか出会いました。

改めて考えると九州は火山が多いのだと気づきました。

阿蘇山桜島、霧島、雲仙岳、、

山に詳しくない私でもいくつか思いつきます。

 

せっかくなので調べてみると、

九州は国内に111ある活火山のうち17もが集まる火山密集域だそうです。

やはりそうなんですね。温泉も多いもの。

 

これは九州の東側にあるフィリピン海プレートが、

南海トラフ琉球海溝から沈み込んでいることで火山ができているのだと。

そもそも日本列島の火山は、

沈み込むプレートから水分が絞り出されることが原因で起きるらしい。

なるほど。知らなかった。

(旅をしたら、その場所の地理や歴史を積極的に学ぶことを心がけようと思っており、

ここにも書いてみました。私の勉強にお付き合いください。笑)

 

f:id:yuki-snop:20180819163159j:plain

 

 

 

 

前置きが長くなりました。

 

前回の続きを書きたいと思います。

 

毎日「忙しい」日々を過ごしていた私は、

突然「忙しくない」日々を送ることになり、

楽しい毎日を過ごしていたのがフェーズ1。

これが前回書いたことです。

 

今、フェーズ1を振り返ると、

この時間は私にとって

「これまで重くのしかかっていた、“ねばならない”の重しを取り除き、

自分の中から湧き上がるものが表に顔を出せるように整える」

という意味があったように思います。

 

会社で働いている時、

自分の精神状態が最も良くなかったひどい時は、

食べることが大好きな私が、何を食べたいのか分からなくなりました。

旅が大好きな私が、どこへ行きたいのか分からなくなりました。

食欲がない、とかいう単純なことというよりも、

何も思いつかないというか、何も考えられない、という感じを味わいました。

 

もちろんずっとそうだったわけではないですし、

悲惨な毎日を送っていたわけでもないです。笑

 

ただ、

「誰かの為に役に立ちたい」とか、

「仕事はちゃんとやらなきゃ」とか、

いろんな、“ねばならない”を自分に課していると、

知らず知らず、自分の想いを置き去りにすることがあります。

それをやり過ぎてしまうと、

自分が何が欲しいのか、何がしたいのか、さっぱり分からなくなってしまうのだと思います。

日々のレストランでメニューを決めるという簡単なことさえ、分からなくなってしまったりするのです。

 

余談ですが、私は

「自分が本当にやりたいことが分からない」というサラリーマンが多いのは、

こういう理由ではないか、と思っています。

私もそうだったから、とても気持ちがよく分かるのです。

 

ただ、社会の中で生きている以上、そういうことも必要だと思います。

だから必ずしも悪いことではなく、バランスの問題だと思っています。

 

社会の一員としてやるべきことをする、ちゃんとする、

一方、自分が本当にやりたいことをする、

このバランスがとても難しいのですね。

 

社会の一員としての自分によりすぎてしまった私は、

自分が本当にやりたいことが顔を出せる状態にするため、

上にのしかかっていた、たくさんのものを、まず取り除かないといけなかったのだと思います。

 

どうやってのしかかっているものを、取り除くのか。

 

具体的には、

「五感を使うこと」

だと思っています。

 

人間が本来持っている感覚をフルに使う。

理性ではなく、五感を使う。

五感が最大限に発揮されると、第六感が働いてくるように思います。

そうやって生き物、動物としての力を呼び覚ます、そんな感覚です。

 

これにはやはり、南米のバックパックは大きな意味がありました。

誰にも何も言われない、なんの制約もないところで、

右に行くか左に行くか、進むかとどまるか、食べるのか食べないのか、

全て全て自分ひとりで決めて、自己責任で毎日を生きる。

 

そうすると、私だけの基準がだんだん出来てきます。

小さなものも大きなものも、色んな「選択」が

その人“らしさ”を形づくっているように思います。

だから、どんなことでも「選択」をすることが難しいときは、

自分自身が置き去りにされている、危険信号なのだと思うようになりました。

 

長くなりましたが、

「忙しくない」フェーズ1を経て、こんなことを学んだように思います。

 

今日はフェーズ1の振り返りで終わってしまいました。笑

 

のんびりいきます♪

毎日から、“忙しい”がなくなると。

ずっとブログのことは頭にあったのですが、何を書けばいいのか分からなくなっていました。

今の私の、どんなことが、ほかの人にとって有用な情報になるのかさっぱりわからなかったのです。

あるいは私自身も色んなことに戸惑っていたのだと思います。

 

皆さんは“忙しい”ですか?

 

私は会社員として仕事をしているときは、

人と話す度に

「なんだか忙しいですねー」とか

「やりたいのだけれど忙しくてなかなか…」とか

連呼していました。

 

このことは今になって気づきました。

無意識に、合言葉のように、挨拶のように、

「忙しい」を繰り返していたのです。

 

いま全く「忙しくない」私は、

色んな場所で多くの人が「忙しくて…」と発していることが奇妙に聞こえて仕方がありません。

口では忙しいと言いながらそれを言い訳にして何かをあきらめているような。。。

そんな風に聞こえてしまうのです。

あるいは本当に忙しくて、それが苦しめているなら、

忙しくなくすることにもっと頭を使ってもよいのでは?

とかも思います。

 

1年前の自分ならば、そんなことを聞いても

「それができたら苦労しないよ」とか思っていたと思います。

 

そこで、

毎日のように「忙しい忙しい」と言っていた人が、急に忙しくなくなると、

一体どうなるのか。

それをお伝えしてみようと思います。笑

 

一言でいうと、

思っていたほど単純にHappy!というわけではありませんでした。

 

ただ、これにも段階がありまして、

フェーズ1では、まさにHappy全開です。

「忙しくてできなかったことやろう!」となります。

・気が済むまで寝続ける

・食べたいタイミングでご飯を食べる

・ちゃんと自分でご飯をつくる

・家を片付ける、いらないものを捨てる

こんなことをやりました。

なんだかマズローの欲求をもう1度下から上っているような。

 

あとは、

・本屋に入り浸る

・1日映画見まくる

・会いたい人に会いにいく

とかですね。

 

「忙しくてできなかったことやろう!」の集大成は、南米のバックパックです。

(別のブログにかいてます)

あとは車の免許取る、とかもしました。

離島へ合宿で免許を取りに行き、とてもよい思い出になりました。

 

そんな感じで数か月かけてやりたくてできなかったことを片付けていくと、

だんだんやりたいことリストはチェックがついて減っていきます。

しかも別にそこまでやりたくなかったんだな、と思うものもあったり。

あとは、“いつでもできる”と思うと特にやらなくなるものもあります。

東京に住んでる人が東京タワーに行かないのと一緒のことです。

 

そんなこんなで私は4、5か月で一通りの“やりたかったこと”にキリがついてしまいました。

あれもしたい!これもしたい!ここも行きたい!と、

私は割と欲深い方だとは思うのですが、

1年もしないうちに割と気が済んでしまったのです。

 

そうすると、

「あれ、次は何したらいいんだっけ???」という不安が襲ってきます。

初めての“忙しくない”毎日はなにをしたらよいのか分からなくなってしまったのです。

今思えばそのタイミングは半分引きこもりでした。笑

 

ここからフェーズ2の「あれ、毎日何するんだっけ?」に入ります。笑

 

このまま続けると長くなってしまいそうなので、続きは次回。 

季節が変わった日。

今日は

「あ、今日から夏になったんだな」

とはっきりと感じられた日でした。

 

今日は朝から公園へジョギングをしに行こうと

先週から決めていました。

朝が弱い私は、前もって決めていたとしても

外に出ることをぐずぐずすることが多いのですが、

今日はあまりにも外が気持ちよさそうで、気づけばもう外に出ていました。

 

明らかに太陽の光が、空気の重さが、空の青さが、

違うように感じました。

じりじりと焼けるような日差しだけど、陰に入ったとたんスッと涼しくなる。

湿度の高い重い空気だったのが、少し軽くなって息をしやすくなる。

これまでは新緑にばかり目が行っていた公園も、今日は空の青さに目がいってしまう。

セミの鳴き声が少し控えめに聞こえ始める。

 

うわー、今日から夏だ!と、多分にやにやしてました。

なんだか楽しくていつもの倍歩きました。

 

都内から会社に通っていた時、

ビルとビルの往復で毎日が過ぎて行っていた時は、

気づけば季節がどんどん変わっていて、

いつ季節が変わったかなんて全然気が付けなくて、

それがとてもストレスでした。 

季節の変わり目を感じられる日常に自分が身を置けていることに感謝。

 

ここ数日

地球は生きていることを感じました。

ゆるりとした日常に見えても

大雨を降らしたり、季節を前に進めたり、

地球は息をしているのだと感じます。

 

五感をフルに使った今日は、日常の中にあるスペシャルな1日でした。

 

f:id:yuki-snop:20180710231709j:plain

f:id:yuki-snop:20180710231737j:plain

 

 

 

情報のソース。

バックパック中や、免許の合宿へ行っているとき、

ほとんどテレビは見ませんでした。

 

バックパック中に出会った人たちに刺激を受けて

BBCのニュースアプリをダウンロードし、

日本のソースだけでないところからも情報を得るということを意識するようになりました。

バックパック中に出会った多くのヨーロッパの人たちが

当たり前に話しているニュースや情報を

私が全然知らなかったことにショックを受けたからです。

 

例えば、

 各国は移民問題についてどのような態度をとっている?

 原発についてはどの国に何基存在していて、どう考えている?

 それぞれの国の歴史的背景は?

などなど。

 

もちろんヨーロッパで起こっていることなので、

彼らの方が知識量が多いことは自然なことですが、

意識して情報を収集し、自分の見解をクリアに持っている、

ということが印象的でした。 

 

彼らと私のギャップの背景にはもちろん私の勉強不足は前提にありますが、

(というかそれがほとんどですが)

同時に、日本のニュースや新聞だけ見ていても

自分の見解を持つに足る情報は得られない、

と強く思いました。

 

頭ではなんとなく知っていたことです。

ただ、今回初めて腹の底でその意味を理解したように思います。

 

日本のワイドショーで不倫の話や個人のプライベートな不祥事がフォーカスされ続ける。

ひとたび事件が起きればどこのチャンネルにしても同じ報道で内容も同じものばかり。

そんな、これまで感じたことがあったなんとなくの違和感は危機感に変わりました。

 

・自分が信用する世界の複数のソースから情報を得る

・自分にとって必要な情報にアンテナを立てる

・得た情報から自分の意見をもつ

そんなことを積み重ねていっているひとと、

それをやらなかった私に、人として一体どれだけの差がでてくるのか、

考えるだけでとても恐ろしくなりました。

 

このことは私がどうありたいか、を考えるきっかけにもなりました。

 

日本にある自分の住んでいる町のことをよく知り、

そこの中で生きていくこともひとつの幸せな生き方だと思います。

 

ただ私は世界で起こっていることを知りたいし、

自分が何かやりたいと思った時(仕事も旅行も買い物もなんでも)

世界の枠でとらえたいのだと、改めて気づきました。

 

 

最近、BBCのWorld newsとCNNが見られるようにしてみました。

真剣に視聴しているというより、

日本のワイドショーの時間に毎日BGMのようにつけている感じです。

当たり前ですが日本で報道されていることと、コンテンツが違います。

 

まだ語れるほど見ているわけではないですが、

日本のニュースとの違いの最初の印象は

ニュースに対する取材の深堀りがリアルだったり、

キャスター個人の存在感が大きいように感じています。

 

ただ、日本の報道にしても、

価値ある情報を提供してくれている番組もあると思います。

私がこれまで意図的に情報を取っていなかったので、

それを意図して情報を見に行くようにすべきだという反省となりました。

 

今回たまたま主にテレビについて考えていましたが、

その他についても良い情報のソースを引き続き見つけたいなと思います。

 

何かおすすめあれば是非教えてください。